九州で焼きそば屋さんと言えば「想夫恋」さんが一番有名ではないでしょうか?想夫恋さんの焼きそばも大分県のご当地グルメ・日田やきそばの特徴である麺のバリボリ食感ともちもち食感を感じながら食べ飽きない一皿を味わうことが出来ます。

九州高速道古賀インターを降りると古賀・福津方面へ直進するとわが家へと向かう帰り道となるのですが、コストコへの買い出しついでに焼きそばな気分の時には、古賀インターから久山方面に向かって車を進めるとすぐ左手に想夫恋・古賀インター店があります。新聞の販売店とラーメン屋さんと3つのテナントのうちの一番左側のテナントが想夫恋・古賀インター店さんになってます。駐車場も完備ですが車が多く駐車されているときは前後が詰まってしまい、大きい車だと正直、少し止めにくい配置になっています。しかし高速から降りて2~300メートル手前から「焼きそばに恋して・・・想夫恋」の赤い看板が目立ちますので場所は目認しやすいと思います。

なぜやきそばと言ったら、なぜ想夫恋なのか?

最近といっても、2006年にスタートしたご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」で、各地のご当地焼きそばたちが注目を集めてきたことで焼きそばブランドを中心に町おこしが行われる地域も当然のごとくたくさん出てきます。

グランプリを受賞した静岡県・富士宮やきそばをはじめ、みそ味ソースが絶妙な岡山県・ひるぜん焼きそば、うどんのような極太麺が特徴の福島県・浪江焼きそば、つゆに浸かった青森県・黒石つゆ焼きそば、他にもシルバー賞受賞の秋田県・横手やきそばなど、各地域だけで食べられてきた特徴のあるおいしい焼きそばたちがB-1グランプリで全国区の人気者になっていったのです。

そして、想夫恋ですが・・・なぜ想夫恋が有名なのか?想夫恋は、B-1グランプリでご当地焼きそばが注目を集めるより随分むかしの昭和32年から営業を始め絶大な人気を得ています。さらに昭和47年からは、想夫恋焼(焼きそば)の人気はお店を増やすごとに拡大していき、現在は九州を中心に40店舗以上を展開されるほど定着しています。その素材へのこだわりと麺を炒めるのではなく、しっかり焼くというこだわり焼き方や、ソースや具材投入のタイミングといった調理方法へのこだわりは、想夫恋さんだけに留まらず、近隣店舗や九州の店舗に影響を与えるほどの広がりを見せています。想夫恋さんは日田焼きそばの人気に乗っかったという訳ではなく、現在の日田焼きそばの起源となり、現在もその人気を引っ張り続ける存在となっているといっても過言ではありません。

日田焼きそばというブランドを作っていこうとしたときにその起源となりうるしっかりとした柱になるものがあったという、それが「想夫恋」さんの焼きそば想夫恋焼だったのでしょうね!

写真:大盛やきそば1250円+生卵60円

 日田焼きそばのイメージというか大きな特徴のひとつと言えば、生卵。半熟目玉焼きが乗っている焼きそば屋さんが多い中で生卵が乗っていると日田やきそば感が高まりますが、想夫恋さんで普通に焼きそばを注文しても卵はついてきませんのでトッピングで注文する必要があります。卵を別注するとなると正直なところ若干、損した気分にはなりますが、卵が載っていない焼きそば※特に日田焼きそばは、なんだか残念な感じがしますので、ここはケチらず卵をトッピングしてしまいましょう。焼きそばに限らずどんな料理でも卵の存在感って半端ないですよね! 

「想夫恋」その味は・・・

 やはり、焼きそば専門店ではウスターソースだけで味着けしたような屋台の焼きそば屋さんとは一線を画す様な味でなければならないという事なのか?オリジナルソースで味付けされたその味は、ウスターソース独特の特徴は少し抑えられ、上品さを感じられるまろやかな味になっています。これでも十分おいしく、しっかり焼かれたバリボリ食感も十分堪能できますが、大盛で注文された焼きそばは、食感では飽きは来ませんが、味にも少し変化が欲しくなります。ここはやはり、テーブルに用意していただいたソースを利用して味を濃い目に変えながら自分好みの濃い味焼きそばに変化させながら楽しみます。

 先日にも、日田焼きそばがルーツとされるバソキ屋さんの焼きそばを堪能しておりますが、やはり、このときも追いソースをかけて味を濃くしながら食べ進めました記憶があります。日田焼きそばでは、誰でも食べやすい上品な味から味変しながら、自分の好みに焼きそばに仕上げられるよう初めから計算されているのではないのでしょうか? ※勝手な個人見解です。

 大量のもやしもまた、日田焼きそばの特徴と言えます。写真でもわかると思いますが、もやしの色が真っ白でしかも大量に入っていますね!これも調理方法のこだわりなのか、麺をしっかり焦げるくらいまで焼いているのに対して、もやしは料理完成間近で大量投入してあり、あまり焼かれていない為、白い色とシャキッとした食感がとても良いアクセントになっています。

自分で焼きそばを作る機会も随分多くなりましたが、想夫恋さんの焼きそばを真似て、もやしもしっかり炒めることをやめて、もやしは焼き過ぎないで、軽ーく火を通すだけにしたことで、食べていただいた人からは、「もやしのシャキシャキいいね!」とか結構いい反応が得られるように変わりました。

ただ、個人的には麺をしっかり味わいたい人なのでもやしがここまで入ってなくてもいいかなというのが正直な感想です。先にもやしばっかり食べて、最後に麺を一気に食べるという作戦も通用しないくらいもやしは入っています。これもまた、日田焼きそばの特徴なのでしょうから仕方ないですかね!

価格の目安 ; 焼きそば (950円) トッピング目玉焼き(80円) 合計 1,030円

こちらは、焼きそば普通盛に目玉焼きをトッピングしました。麺の下に卵が隠れているのが珍しいですね!

想夫恋さんの提供方法では、鉄板皿というのがとてもうれしいです。普通サイズの焼きそばで卵をトッピングしただけで1000円超えというのは、少し財布に痛いところはありますが、素材や調理、提供方法までこだわった結果の価格なのでしょうね!

高いと思うか?これなら仕方ないと思うか?は皆さん食べてからのお楽しみです。食べたことがない方には、是非、日田焼きそばの起源「想夫恋」さんの焼きそばを食べていただいてから高いか安いは感じてみてください!

鉄皿は、ゆっくり食べていても冷めにくく、おいしく温かい状態で食べきれるのはもちろんですが、時間の経過で卵や麺やソースの状態が変化していきますのでおいしい状態をキープできるというだけでなく、食べながら卵やソースの焼き加減を調整していくことで微妙に味を変化させていくことも楽しみ方・味わい方の一つですね!

鉄皿で、ソースの焼き具合、卵の焼き具合を自分好みに微調整しながら、追いソースで自分好みの想夫恋焼を作ってみてはいかがでしょうか?

九州でやきそばと言ったら「バソキ屋」「想夫恋」どちらもルーツは日田焼きそばということで本場まで食べに行ってみた①バソキ屋篇

「想夫恋」の焼きそば・・・想夫恋焼きまとめ

昭和32年から営業を開始し、現在では九州を中心に40店舗以上のお店で想夫恋の味は楽しむことが出来ます。

「B-1グランプリ」の影響も知名度も人気もうなぎのぼりの日田焼きそば、その起源となったのがこの想夫恋焼きです。パリパリになるまで焼き上げた麺が特徴で、麺の焼き加減に変化を持たせたパリパリ食感ともちもち食感の両方を一皿で楽しむことが出来ます。

想夫恋の焼きそばは、「あぺたいと」をはじめ、今では名店と呼べれる多くのお店にその味や料理方法がリスペクトされています。

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